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病院情報の公開

Diagnosis Procedure Combination

病院指標

2025年10月1日掲載

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - - - - 26 94 147 348 336 348

令和6年6月1日~令和7年5月31日の間に退院した患者数を10歳刻みで集計しています。当院の公表対象診療科は循環器科・心臓血管外科で、令和6年度の公表対象退院患者数は1,074名でした。公表退院患者数1,074名のうち、70歳代80歳代が最も多くなっており、全体の約65%を占めています。循環器疾患・生活習慣病ともに加齢に伴い罹患するリスクが高まるため、このような数値となっています。

※患者数が10件未満は「-」で表示しています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診療科名:循環器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1,2あり 手術・処置等2なし 126 7.79 4.18 0.00% 65.53 -
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 77 19.94 17.33 14.29% 76.46 -
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1-なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 64 10.43 9.59 1.56% 85.73 -
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 33 3.21 3.07 0.00% 62.51 -
050030xx03000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1-なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 16 8.68 11.37 0.00% 56.68 -

循環器科では、虚血性心疾患に対するカテーテル治療、不整脈に対する治療を主に多く行っています。その他、心不全・下肢の血管治療なども行っております。
1・4・5番目の項目は狭心症・心筋梗塞に対して心臓カテーテルによる検査・手術をした時の分類です。
2番目の項目は心不全に対して治療を行った場合の分類です。
3番目の項目は不整脈に対しペースメーカーやICD(植込み型除細動器)の植込み術を行った時の分類です。

診療科名:心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 29 19.69 17.33 13.79% 75.64 -
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし 26 14.52 7.38 7.69% 65.41 -
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 23 20.26 21.11 4.35% 62.75 -
050163xx03x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2-1あり 22 15.34 14.96 13.64% 68.94 -
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2-1あり 14 23.07 20.84 7.14% 66.58 -

心臓血管外科では、冠動脈や弁膜症、大血管、末梢血管など幅広く手術を行っています。その他、真性大動脈瘤、解離性大動脈瘤、急性大動脈解離に対する人工血管置換術、先天性心疾患、閉塞性動脈疾患、下肢静脈瘤、静脈血栓症、人工透析のための内シャント手術などの治療を行っています。
1番目の項目は心不全に対して治療を行った場合の分類です。
2番目の項目は末期腎不全に対して人工透析のための内シャント手術などの治療を行った場合の分類です。
3番目の項目は狭心症に対してバイパス移植術を行った場合の分類です。
4番目の項目は大動脈瘤に対して人工血管手術を行った時の分類です。
5番目の項目は弁膜症に対して弁形成術・弁置換術を行った時の分類です。

初発の5大癌のUICC病期分類ならびに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準
(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - - -
大腸癌 - - - - - - - -
乳癌 - - - - - - - -
肺癌 - - - - - - - -
肝癌 - - - - - - - -

※1:UICC TNM分類 2:癌取扱い規約
当院では診療科の特性上、がん患者数は多くありません。R6年12月より、乳腺外科での乳がん手術、令和7年7月より呼吸器外科で肺がん手術を行っていますので、今後報告件数の増加が見込まれます。乳がん・肺がん以外に、診療の過程でがんが発見された場合は、専門病院へ紹介いたします。

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成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 - - -
中等症 18 22.28 85.06
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -

成人の市中肺炎患者さんについて、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しています。市中肺炎とは、病院外で普段の生活を送っている方がかかる肺炎です。インフルエンザウイルスなどのウイルス性肺炎や食べ物の誤嚥による肺炎は対象外になっています。
当院では、診療科の特性上肺炎症例が少ないですが、市中肺炎・院内肺炎ガイドラインに準じて適正な抗菌薬を選択し、入院期間の短期化・耐性化予防をはかる一方、重症例では人工呼吸管理・栄養管理を含む全身管理を実施し、救命率の向上に努めております。

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脳梗塞の患者数等

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 - - - -
その他 - - - -

当院では、診療科の特性上、脳梗塞の症例が少なくなっております。診療の過程で発症した場合は、専門病院へ紹介いたします。

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診療科別主要手術別患者数等(診療科別症例数上位5位まで)

診療科名:循環器科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 107 0.00 5.78 0.00% 70.83 -
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 36 1.08 4.97 0.00% 67.36 -
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 32 0.03 16.41 15.63% 74.88 -
K597-2 ペースメーカー交換術 32 1.78 10.19 6.25% 84.81 -
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 31 3.58 9.84 6.45% 81.29 -

循環器科では、虚血性心疾患に対する心臓カテーテル治療、不整脈に対する治療を多く行っています。
1・3番目の項目は狭心症・心筋梗塞に対する心臓カテーテル治療(PCI)です。
2番目の項目は不整脈に対するカテーテルアブレーション治療です。
4・5番目の項目は不整脈に対するペースメーカー植込み術・交換術です。

診療科名:心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 27 3.19 21.19 3.70% 70.22 -
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) 25 3.16 8.52 4.00% 70.28 -
K5551 弁置換術(1弁のもの) 15 3.00 21.00 6.67% 72.20 -
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないもの)(2吻合以上のもの) 13 5.23 19.08 7.69% 65.38 -
K5606 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。)(腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)) 12 2.08 16.08 0.00% 77.50 -

心臓血管外科では、虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス移植術、末期腎不全に対する内シャント造設術、弁膜症に対する弁置換術を多く行っています。
1番目の項目は虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス移植術です。
2番目の項目は末期腎不全に対する内シャント造設術です。
3番目の項目は弁膜症に対する弁置換術です。
4番目の項目は人工心肺を使用しない虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス移植術です。
5番目の項目は腹部大動脈瘤に対する手術です。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -

手術・処置に伴う合併症は、手術後の感染症や出血などが含まれ、一定の確率で発生する可能性があります。 手術や処置などは合併症を起こさないように細心の注意を払い施行しています。
当院の手術処置の合併症は10件以下となっております。

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令和6年度 帯広病院 医療の質指標

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
13 12 92.31%

「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン」では、手術の内容や年齢に応じてレベルが階層化(低リスク、中リスク、高リスク、最高リスク)され、推奨される予防法が定められています。
 低リスクでは、早期離床および積極的な運動が推奨され、中リスク以上になると、弾性ストッキング、間歇的空気圧迫法や抗凝固剤療法、またはその併用が推奨されており、当院もガイドラインに準拠した予防を実施しています。個々の疾患等の危険因子や合併症の危険性が加味されて、最終的に予防法が決定されます。
令和6年では、当院のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率は92.31%となっています。

血液培養2セット実施率

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) 血液培養2セット実施率
- - -

血液は通常無菌状態で保たれていますが、感染が起こった場所から血液内へ病原菌が進入すると、病原菌が全身に広がり、重篤な感染症となります。それを防ぐためには、感染症に罹患後、速やかに病原菌を特定し治療に効果的な抗菌薬を選択する必要があります。病原菌は血流中に常時存在するわけではなく、1セットの検査では原因菌を検出できる確率(検出感度)が限られてしまいます(73.2%)。一方、血液培養検査を2セット施行した場合の検出感度は、1セットの場合と比べて約20%近く上昇した(93.9%)という研究報告があります。以上から、血液培養検査では2セット以上(複数セット)採取することが世界的なスタンダードとなっており、実施率をモニタリングすることは、感染症治療の行う上で非常に重要です。
当院では感染症例が少ないため、10件未満の結果となっております。

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広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
84 63 75.00%

多くの病原体へ効果のある抗菌薬(広域スペクトル抗生剤)を漫然と使用し続けると、次に抗菌薬を投与しても効かない状態となる場合があります(耐性菌の出現)。感染症を起こしている病原体を2セット以上の血液培養検査にて特定し、培養された病原菌に特に効果的な抗菌薬を選択して治療すると、より効率のよい完全な治療となり、結果的に耐性菌が生じにくくなります。
令和6年では、当院の広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率は75.00%となっています。

転倒・転落発生率

退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母) 退院患者に発生した転倒・転落件数(分子) 転倒・転落発生率
17,636 70 3.97%

転倒転落により、骨折などが発生した場合、患者さんのQOL(生活の質)の低下をきたし、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります。歩行困難な方や高齢者の多い病院など、病院機能によって発生比率も違います。また、職員が予防に全力を尽くしても、危険因子(転倒転落を引き起こす原因)を多く持つ患者さんにおいては、予防が困難な場合があります。しかし、防止の為の施設環境整備、職員の発生防止の知識習得、転倒転落時の衝撃を吸収する装置やマットの設置など、万一転倒した場合にも外傷が軽く済むような工夫など、最低限の外傷で済むような対応が求められます。 本指標は、病院全体の転倒転落を予防し、外傷を軽減する取り組みを表しています。
令和6年では、当院の転倒・転落発生率は3.97%となっています。

転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率

退院患者の在院日数の総和もしくは入院患者延べ数(分母) 退院患者に発生したインシデント影響度分類レベル3b以上の転倒・転落の発生件数(分子) 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
17,636 1 0.06%

入院中の転倒・転落の原因としては、入院という環境の変化によるものや疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなどさまざまなものがあります。転倒・転落による傷害発生事例(レベル3b以上の事例:骨折など)の件数は少なくても、それより多く発生している傷害に至らなかった事例もあわせて報告して発生件数を追跡するとともに、それらの事例を分析することで、より転倒・転落発生要因を特定しやすくなります。こうした事例分析から導かれた予防策を実施して転倒・転落発生リスクを低減していく取り組みが、転倒による傷害予防につながります。
令和6年では、当院の転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率は0.06%となっています。

手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率

全身麻酔手術で、予防的抗菌薬投与が実施された手術件数(分母) 分母のうち、手術開始前1時間以内に予防的抗菌薬が投与開始された手術件数(分子) 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
149 149 100.00%

手術後に、手術部位感染(Surgical Site Infection:SSI)が発生すると、入院期間が延長し、入院医療費が有意に増大します。SSI を予防する対策の一つとして、手術前後の抗菌薬投与があり、手術開始から終了後2~3時間まで、血中および組織中の抗菌薬濃度を適切に保つことで、SSI を予防できる可能性が高くなります。このため手術執刀開始の1時間以内に。適切な抗菌薬を静注することで、SSI を予防し、入院期間の延長や医療費の増大を抑えることができると考えられています。より高い値が望ましいとされています。
令和6年では、当院の手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率は100%となっています。

d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率

退院患者の在院日数の総和もしくは除外条件に該当する患者を除いた入院患者延べ数(分母) 褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡)の発生患者数(分子) d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
13758 33 0.19%

当院で入院診療を受けられている患者さんに褥瘡(d2以上)が新規に発生した件数を示す指標です。「D2以上の褥瘡発生率」とは、入院患者さんのうち、皮膚が浅い赤みを超えて、より深い褥瘡が新たにできた割合を示す指標です。褥瘡は、看護ケアの質評価の重要な指標の1つになっています。褥瘡は、患者さんのQOL(生活の質)低下をきたし、結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります。褥瘡予防対策は重要であり、診療報酬制度にも定められています。褥瘡の治療には、発生予防が最大目標であり、知識の蓄積、予防策計画・実施とその総合力が重要になります。
令和6年では、当院のd2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率は0.19%となっています。

65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合

65歳以上の退院患者数(分母) 分母のうち、入院後48時間以内に栄養アセスメントが実施された患者数(分子) 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
849 849 100.00%

この指標は、入院された65歳以上の患者さんのうち、早い段階で栄養状態の確認(体重・食事量・血液検査などを用いた評価)を行えた割合を表しています。当院では全ての患者さんに栄養チェックを行っており、全国的にも高い水準になります。
令和6年では、当院の65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合は100.00%となっています。

身体的拘束の実施率

退院患者の在院日数の総和(分母) 分母のうち、身体的拘束日数の総和(分子) 身体的拘束の実施率
17,636 713 4.04%

身体的拘束とは、安全を守るために抑制帯等、患者さんの身体又は衣服に触れる何らかの用具を使用して、一時的に患者さんの身体を拘束して、その運動を抑制する行為のことをいいます。ただし、自由や尊厳を制限する行為でもあるため、当院ではできる限り避けるよう努めています。入院日数のうち、身体的拘束を実施した日数の割合を示しています。
令和6年では、当院の身体的拘束の実施率は4.04%となっています。

個人情報ファイル簿

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法人文書ファイル管理簿

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